すたんぷ。いっぱいつかわれてるのー! うれしいのー!」
ルルヤ「ぐあっ! どうしてだ。どうしてこの下等生物に勝てない!
な。なあ。遥夜。どうして、私たちは、しーちゃんよりも使われないんだ?」
遥夜「……ん? あ? スタンプの話? それはじゃなぁ……」
ルルヤ「それは?」
遥夜「しーちゃんは、なつっこい2頭身マスコットで、ちょっぴりシュールだから、
『買ってみよう』ってなる人が多いのじゃろう。
わしらは、やはり『人を選ぶきゃらくたー』じゃから、
内輪人気にしかならないのじゃろうな……」
ルルヤ「ぬ……ぬう」
遥夜「わしも、そこは悔しいとおもってるぞ。じゃから……そうじゃなぁ。
少し『アプローチ』の仕方を考えてみるか……」
ルルヤ「く、悔しいぞっ……。しーちゃん! 下等生物のくせに!
い、いつか逆転してやる」
遥夜(ルルヤがいつになく大人げないのじゃ……)